前提のおはなし
ビットコインのマイニングソフトQuick Minerの設定についての考察です。
ソフトウェアの設定の前に、マイニングマシンのご紹介。
本体 | デスクトップ |
メーカー | FRONTIER |
CPU | AMD Ryzen 5 5600X プロセッサー (3.70GHz [最大4.60GHz] / 6コア / 12スレッド / 32MB L3キャッシュ / TDP 65W) |
メモリ | 16GB(8GB×2) PC4-25600(DDR4-3200) DDR4 SDRAM |
GPU | NVIDIA(R) GeForce RTX(TM) 3070 8GB【HDMI2.1 x2 / DisplayPort1.4a x3】 |
電源 | 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様) |
マザーボード | 【ASRock製】AMD B550 チップセット搭載マザーボード |
ハードディスク | 【NVMe SSD】1TB SSD |
購入金額:193,100円
仮想通貨マイニングにはGPUがとにかく大切。
ゲーミングマシンなどのGPU搭載マシンで実施しましょう。
私の保有しているFRONTIER製のパソコンはゲーミングPC界隈ではメジャーどころではないかもしれないのですが、セール品がとにかく安いのが特徴です。
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その他詳細な情報はビットコインマイニング環境についての記事をどうぞ。
本題
仮想通貨のマイニングソフトNiceHash Quick Minerの設定についての考察です。
NiceHash Quick Minerにはマイニングの設定を変更できます。
選択肢は4種類
・Manualモード
・Liteモード
・Mediumモード
・Highモード
今回はこの中から「Liteモード」と「Medium」モードで、
それぞれ実際に1週間くらいマイニングしたので、どのような結果になったのか報告します。

各種モードの説明
そもそもこれらのモードとは何なのだろう。
各種モードついて説明していきます。
Manualモード

このボタン(MANUALボタン)をクリックすると、より高い収益が取れるようにNiceHashがGPUを自動的に最適化してくれる 一部のプロファイルではうまいこと動いてくれないGPUモデルがある。Liteモードか、Efficient Lowプロファイルを最初に試してみてくれ
だそうです。
へー・・・。
マニュアルと書いているから、勘違いをしていました。
いろいろ細かく設定しなくてはいけない玄人モードなのかと思いきや、NiceHashがGPUから最適な判断してくれるんですね。
Efficient Lowプロファイルって何だろという疑問は残るけども、
これ、いいじゃない。
私が持ってるGPUはNVIDIA Geforce 3070 なのでメジャーなGPUだから、
NiceHashが最適な判断してくれるんじゃないのかなー。
Liteモード

このボタン(LITEボタン)をクリックすると、より高い収益が取れるようにNiceHashがGPUを自動的に最適化してくれる。 一部のプロファイルではうまいこと動いてくれないGPUモデルがある。Liteモードか、Efficient Lowプロファイルを最初に試してみてくれ
だそうです。
あれ?
おめぇMANUALボタンの時と同じこと言ってんじゃねーか!!
あぶねぇ、マニュアルモードにしようと心が動いていたよ。
やっぱりマニュアルは玄人がやるもんだと思って避けます。
Mediumモード

(MEDIUMボタン)をクリックすると、より高い収益が取れるようにNiceHashがGPUを自動的に最適化してくれる 一部のプロファイルではうまいこと動いてくれないGPUモデルがある。Liteモードか、Efficient Lowプロファイルを最初に試してみてくれ
だそうです。
ManualもLiteもMediumも一緒だね。
まぁ予想してた。きっとOptimizeボタンの汎用的な説明なんだろなぁ。
highモード

最後は「highモード」これも一緒の内容が出てくるんだろうと思っていたら、
highボタンを押したらポップアップ出てきました。
なになに・・・、
High Overclock について このプロファイルは高オーバークロック設定使う GPUが効率的に冷やされていることを確かめよう このプロファイルを使うとリグがクラッシュしたり、不安定になったりするかもしれない カスタムオーバークロックを使用するには、必ず手動(デフォルト)プロファイルを選択すること 最適化プロファイルとカスタムオーバークロックを使うことによって、問題を引き起こすかも
調べた単語:
make sure (確実に とか 確認する とか)
unstable (不安定に)
optimization(最適化)
ふーん。脅してくるじゃないか。
とりあえず。highは怖いからやめようかな。
このパソコン20万円近いんで。壊れたら嫌なので。
LiteとMedium比較
ようやく本記事の本題。
先週Mediumで動かしたから、Liteとの比較してきます。
このブログでは「Liteモード」でマイニングをスタートしてました。
なぜ「Liteモード」なのかというと、夏場の気温が高くなってGPU温度に不安を感じたため、一番消費電力が少なそうな「Liteモード」を採用したのです。
涼しくなってきたなぁと感じた9月8日から、もう少しGPUに負荷をかけても大丈夫だろうなと、「Mediumモード」にしました。
「Liteモード」と「Mediumモード」どれくらい差があるのか、
それでは見ていきましょう
グラフと平均値で見る

グラフで見ると若干Mediumモードのほうが採掘量減っているように見えるんですよね。
平均値としても以下の結果です。
モード | 平均採掘量(BTC) | 平均消費電力(W) |
Lite | 0.00009457 | 113 |
Medium | 0.00008770 | 111 |
なぜにMediumのほうが採掘量も消費電力も低いのだろうか。
マイニングスピードを図るための指数としてハッシュレートっていうのもあるんですが、
これは毎日採取していないのでちょっとわからず。
Liteよりも軽いMediumとはいったい。
結論
ここまでのデータから導いた結果は・・・。
Liteモードでマイニングする
でした。
MediumはLiteよりも省エネだし、コスパもちょっと悪い
Highは脅してくる。
Manualは騙してくる。
初心者はLite一択!!Liteを信じろ。
いやいや、そうじゃないよっていうコメントがあれば、コメント欄に連絡ください。
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